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マサランドゥーバ

マサランドゥーバのイメージ

あああああ

コンドゥルー

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いいいいい

ビリーバ

ビリーバのイメージ

ううううう

ブログ ☆★Roda de Papoeira★☆

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これが本物のドブラゥンです

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今日、カポエイリスタにとってドブラゥンというと、ビリンバウを弾くときに使うコインを意味しますが、もともとの正体は帝政時代のブラジルで流通していた硬貨です。そもそもドブラゥンというのは、このような古い硬貨の総称だったのですね。

40reis40ヘイスの表です。

この写真だと小さくてわかりにくいですが、時計で言えば8時のあたりに、「1832」という年代が見えます。

直径は約4センチ。厚みは2ミリ程度です。

 

 

 

40reisura40ヘイスの裏

 

 

 

 

 

80reis80ヘイスの表。

40ヘイスとともによく利用されたのが80ヘイスでした。年代は消えて見えないですね。

 

 

 

 

80reisura80ヘイスの裏

 

 

 

 

 

dobraoepedra

左の写真で左下にあるのは、真鍮のバーを切って作ったドブラゥンのイミテーションです。といっても今日ドブラゥンといえばこれが主流ですけど。上のは普通の石です。

だいたい質感の違いが伝わるでしょうか?やっぱり本物は少し薄くて、弱々しい感じはしますね。

 

 

 

 

コイテを知っていますか?

ビリンバウの共鳴箱として最も有名なのは言うまでもなくカバッサですが、実はこれだけじゃないんですね。初心者の方は、気が付いていないだけで、しばしば使っていたりするのがコイテ【coite】です。カバッサとの最大の違いは、カバッサが蔓になるのに対し、コイテは木になるという点です。カバッサがスイカなら、コイテはさしづめリンゴですね。

ramironocoiteビリンバウに使えるように仕上げられたコイテたち。殻はカバッサより硬質で、割れやすいです。きれいに磨かれたものは、プラスチックと間違えるかもしれません。

左の写真は、パーカッショニスタのハミロ・ムソット【Ramiro Mussoto】の自宅でビリンバウ・オーケストラのリハーサルをしたときに撮影させてもらったものです。

彼は自分のビリンバウにはコイテしか使用しません。理由はお腹に付けたり離したりするときに得られる「ワウワウ効果」が、コイテのほうが格段に大きいからです。なぜなのか分かりませんが、私も試した結果、確かにそう感じました。余韻がずーっと伸びる感じです。

coitedentroコイテの中を見たところ。カバッサよりもつるりとしていますね。これでも特別な処理はしていません。

もっとも殻が硬質な分、カバッサよりも加工は厄介です。カバッサならよく研いだナイフで切ることもできますが、コイテはのこぎりでないとまず無理です。

底に見えるのは、紐が殻に食い込むのを防ぐための皮片です。カバッサにもこれをするといいですよ。

 

coitevarios加工する前の生のコイテ。大小、大きさもさまざまです。きれいなタマゴ形をしていて、カバッサのような「くびれ」はありません。

重さは非常に重いです。小さいものでもずっしり感がありました。

 

coiteverdeemaduro

 

コイテの熟れ具合を知りましょう。

左の緑のものはまだ若い状態。本当はこの段階で採るのはよくないらしいです。右に行くにしたがって熟れています。上の写真にもあるように、最終的には皮が硬くなって、色も真っ黒になります。

 

 

coiteコイテの拡大図。きれいですね。

でもこれが臭うんです!

 

 

 

 

 

coiteverde

中を切ってみると、若いときはヘチマやヒョウタンと似ていますね。中のタネは、セメダインのようなツンとした臭いがします。窓を締め切って作業をしていると、本当にシンナー中毒になるような気がしました。

写真にはないんですが、これが乾燥すると中もカリカリになって、簡単にかき出せるようになります。

 

cabacasvariasこちらはおなじみのカバッサです。私たちが良く知っている日本のヒョウタンと違って、タマゴ型ですね。

写真にあるような赤みがかったものは、たいてい肉厚でビリンバウにはあまり適さないことが多いです。シェケレなどの楽器やその他の工芸品用に買われていきます。もちろん、中にはビリンバウ用に使えるものもありますから、スイカを選ぶように、ひとつずつからを指ではじいて選んでいきます。

コイテを共鳴箱としてビリンバウを作ろうとすると、なかなかぴったり来るヴェルガが見つからないな、というのが私の経験です。ペロウリーニョの楽器職人のジーニョさんによれば、「ビリーバとコイテの相性は良くない。コイテにはカンデイア(別の木の種類)しか合わないんだ」と言いますが、真偽のほどは分かりません。実際、ハミロはビリーバを使って、オーケストラ用の素晴らしいビリンバウを作っていますし、探せば見つかるということでしょうね。

ビリンバウの木はビリーバだけ?

ビリンバウを作るのにふさわしい木というと、まず真っ先に思い浮かぶのがビリーバ(biriba)ですよね。実際、ブラジルでカポエイリスタたちに同じ質問をしてもほとんどの人たちがビリーバだといいます。しかし裏を返せば、多少年季の入った人かそれなりの関心を持って調べている人でない限り、ビリーバ以外の木の名前を知っている人のほうが少ないのです。

これは詳しく調べないといい加減なことはいえませんが、いつごろからかどういう理由からか、ビリーバだけが急に有名になってしまったんですね。これはまだほんの最近のことだと思われます。カポエイラ関係の少し古い資料をめくってビリンバウに関連するところを見渡してみても、ビリーバという名前はほとんど見かけません。そのかわりにグアタンブー(guatambu)、タイポッカ(taipoca)、パウ・ペレイラ(pau-pereira)といった名称が見られたりします。

ここでは今日バイーアのサルヴァドールで使われている、ビリンバウによいとされている木を紹介したいと思います。

4madeiras 写真が小さいこともあって、みんな同じに見えるかもしれませんが、左からビリーバ、コンドゥルー、マサランドゥーバ、タイポッカです。

以下にそれぞれの拡大写真を載せましょう。

ビリーバ(biriba)

biribaこれが知名度ダントツのビリーバ(biriba)です。

ビリーバは確かにすばらしい木ですが、他の木に比べて重いのが難点です。重ければそれだけ操作性は鈍りますからね。たとえばサンバの世界ではパンデイロのジングルをアルミ製に交換したりして、ほんの数十グラムの単位で軽量化を図りますが、カポエイリスタはその点鈍感なようで、小指がちぎれるような重たいビリンバウを何の疑いもなくありがたがっていますね。

生えているビリーバに関心のある人は、カポエイラ探検隊2005のときに行った「ビリーバ狩り」の報告も見てください。

コンドゥルー(conduru)

conduruこれはコンドゥルー(conduru)という木で、ビリーバよりずっと軽量ですが、ビリンバウの素材としては加工のしやすさといい弾力性といいすばらしい性能を持っています。グンガからヴィオラまで、高品質な音を追求することができます。

私の親しいメストリの中ではメストリ・ジャイメ・ド・マル・グランジ(Mestre Jaime do Mar Grande)がコンドゥルー製のビリンバウが大好きで、彼のビリンバウはほとんどコンドゥルーです。

私も昨年バイーアに行ったときにたくさん持って帰ってきました。すでにすごい音のが何本もできましたよ。

マサランドゥーバ(massaranduba)

massarandubaこれは上のコンドゥルーと一見そっくりなのですが、マサランドゥーバ(massaranduba)という木です。カポエイラの歌にもありますよね、
madeira de massaranduba / madeira de jequitiba 聞きたい人はメストリ・ボカ・ヒーカのCDがおすすめです。

私個人的にはまだあまりなじみのない木なので、ビリンバウのヴェルガとしてどの程度の性能を持つかはよく分かりません。アタバキの樽木にもよく使われますね。

タイポッカ(taipoca)

taipocaこちらは一見ビリーバと見間違えやすいですが、手にとって見ればすぐ分かります。超軽量なんですね。タイポッカ(taipoca)という木です。サルヴァドールでも容易に入手できます。

本当に軽量なので、ビリンバウ初心者の方で、持つ手がすぐ痛くなってしまうという人にはお勧めだと思います。

ただ軽い分、少々弱いようなので、弦を張るときには少しずつジワジワとしならせるのがポイントです。一度にガッと行くと折れてしまう危険性があります。

上に見たもの以外にもいろいろありますよ。カンデイア(candeia)という木もビリーバより軽く、弾力性、復元力ともに抜群で、私は大好きです。サルヴァドールではパウ・ダルコ(pau-d’ arco)とかアラサー(araca)などもよく知られています。

日本のホームセンターに売られている竹でも、結構いいビリンバウが作れるんですよ。

ビリンバウを選ぶときには、木のブランドにとらわれず、音質第一で選ぶのが賢明だといえますね。

(カポエイラ研究室 2007年2月の記事から転載)

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