カポエイリスタ必聴!Zoom講演会「ブラジルにおける人種差別の歴史・実態」

人種問題

サンパウロ大学卒業生によるブラジルの人種差別に関する興味深いプレゼンが日本語で行われるそうで、私も参加申し込みしました。Zoomを使ったミーティングで参加費は無料。カポエイラの肥やしにいかがですか?

8月23日(日)20:00から。事前の参加申し込みが必要で、以下のサイトから。https://peatix.com/event/1596145

下記の詳細は主催者サイトからの転載です。

【BLM】 ブラジルにおける人種差別の歴史・実態

 

今回はサンパウロ大学を卒業したブラジル人の二人に、ブラジルで常態化している人種差別についてお話してもらいます。

ゲストスピーカー:Vinicius
サンパウロ大学歴史学科卒業。
日本人留学生に対してブラジルの歴史を教えていた。

・ブラジルの奴隷制度が形成された歴史的背景
・奴隷貿易が形成したもの
・スラム(ファベラ)の歴史
・スラムの一般的なイメージと実態のギャップ
・ブラジルのブラックコミュニティと差別

ゲストスピーカー:karoru
サンパウロ大学日本語学科卒業。

・政府によるMicegenation (異人種間混交)がもたらしたもの
・アイデンティティと人種差別
・人種差別がなくならない理由とは
・ジョージフロイド事件は23分に一回の頻度で起こる
・人種差別をなくすために私たちができることは何か

現在ブラジルで生活する二人が日々直面する人種差別的な事件、そしてそれぞれが大学などで学んだ知識を話してもらう貴重な機会になります。アメリカで起きているBLMが皮切りとなって話題となった人種差別問題。しかし人種差別は過去も現在も世界のあらゆる場面で繰り返し行われ、それが現在私たちが暮らしている社会構造を基礎づけています。ブラジルは特にポルトガルによって植民地化され、ヨーロッパやアジアから労働力として人が押し寄せ、黒人が奴隷として売られた歴史的背景を持つために現在は非常に様々な人種が暮らす国家です。しかしながらブラジルの「貧困」という外国からのイメージから、ジョージフロイド事件に酷似したものが日常的に発生しているにも関わらず、人種差別的な犯罪が問題とされないことが常態化してしまっています。
日本ではほとんど話題にならないブラジルでの人種差別問題について一緒に勉強しましょう!!

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