6月18日はブラジル日本移民の日

歴史

1908年の今日6月18日は、日本からブラジルへ最初の移民船「笠戸丸」がブラジルのサントス港に着いた日です。ブラジルでは日本移民の日として、日本側では海外移住の日とされています。

ここからブラジルにおける日本人の歴史が始まり、今日の日系社会の発展につながります。もちろんそこに至るまでは、第2次大戦におけるブラジルの連合国側での参戦、日本の敗戦、勝ち組・負け組問題など、道のりは決して平たんではありませんでした。

同時にカポエイラをする私たちとして思い起こしておきたいのは、そのわずか20年前の1888年5月13日に奴隷制が廃止されていて、日本やドイツ、イタリアからの移民導入は、奴隷に代わる労働力確保の意味合いがあったということですね。ですからコーヒー農園に配属された初期移民の待遇や暮らしは非常に劣悪なものでした。アミーゴの国ブラジルが、「日本人のみなさん、ようこそ!」とフレンドリーに迎えてくれたというような心温まるストーリーではありません。

ただそれでも奴隷の身分を解放されて土地も仕事も何の補償も与えられず放ったらかされた黒人に比べれば、移民たちの扱いはかなりましだったということになります。

その後日系人は子弟の教育に力を注ぎ、ブラジルの様々な分野で重要なポストについていきますが、黒人たちは依然として社会の最底辺にいます。それは決して能力や努力の違いではなく、機会の不平等のせいなんです。

ブラジルの日本移民の歴史については国会図書館の次のサイトが素晴らしいです。

ブラジル移民の100年

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました